バトルシティーではなくファミリータンクと呼びたい

 懐かしいナムコの戦車ゲームです。自分で司令部を破壊するのとコンストラクションで絶対にクリアできないステージを作るのはお約束です。それと、敵戦車は接近戦になると超連射してくる傾向がありますので、司令部が一瞬で吹っ飛んでトラウマになった方も多いと思います;-o-)
 しかしやっぱりあのタイトルがですね。2人協力プレイもできてとても楽しいゲームなのですから、あれはまさに「ファミリータンク」と呼ぶべきであると思います。これほどピッタリくるタイトルもないと思うんです。バトルシティーも悪くないんですけども、やっぱり私の中ではファミリータンクなんです。
 カセットの絵もあんな怖い軍人じゃなくて、いらすとや風。仲良し家族がタンクデサント。これで行ってたら100万本は堅かったのではないかと思うのであります。

車が好きなら 車で死んじゃあいけないゼ

 最近はマンガもほとんど見てませんが、以前は湾岸ミッドナイトという車マンガをよく読んでいました。詳しくは改めて述べたいと思いますが、さまざまな登場人物がつぶやく、いわゆる「ポエム」が名物ともいえるマンガでした。
 その代表ともいえる「叩いてのばしてあぶって 鉄の気持ちになれ アルミの気持ちになれ」とか、ちょっとマイナーですが「シフトアップのたび繰り返す果てしない加速G 一瞬自分が何をしているのか わからなくなってしまう」は印象的で、強く記憶に残っています。やはりどんな世界でもストイックにのめりこむ人間というのが好きで、登場人物の平本などを見ていると「若いうちはこうでなきゃいかんよな」などと思ってしまいます。
 ただ、ダメ社会人なりに長く生きてきて;-o-)一番存在感を増したのが、一見何気ない表題のセリフ「車が好きなら 車で死んじゃあいけないゼ」です。自分でもなぜかわかりませんが、やはり学生と社会人の大きな違いが「知っている人が割と普通に死んでしまうこと」であると実感していて、それが影響しているのかもしれません。

 いずれ対象がオンナ(オトコ)でも会社でも、そして国であってもそうです。好きなもののために死んではいけません。何かのためというのなら、生きなければなりません。死んじゃあいけないんです。それが「死んでも構わない」になってしまうのは、一見純粋ですが過ちの始まりであって、憎しみの一歩手前に踏み出しているだけなのだろうと思います。

 というわけで私は好きな酒を毎日飲むためにずっと生きていきたいと思います。酒のためっていうのは完全に私利私欲ですけども、生きていればいいんです。見苦しくとも少々他人に迷惑をかけようとも毎日酒を飲むために生きていきたいと思います。アル中かよ;-o-)

33×33が1000を超えるのがどうしても直感にそぐわない

 まず余談から。
 現代における単位は、長さはメートル、重さはキログラムを基準とするものでほぼ統一されています。しかし農家さんの世界では長さや面積についてはいまだに尺貫法が根強く、パイプハウス(ビニールハウス)の大きさなんかも「3.5間×20間です」とか言われてピンとこなくなることがよくあります;-o-)ちなみに見積書などにもこの単位が用いられていたりするので(「3.5k×20k」などと記載されます)計量法的にもグレーな感じです。
 また、「1反の田んぼ」といった表現も当たり前です。ただしこちらについてはメートル法に基づく単位と実質的に統一されています。つまり
・1町(ちょう)=1ha=10,000㎡
・1反(たん)=10a=1,000㎡
・1畝(せ)=1a=100㎡
という扱いになっています。たまたま値が近かったからスムーズに移行が進んだという例です。

 さて本題です。「1反=1,000㎡の正方形の田んぼ」があるとして1辺いくらなのかを考えたときに、どうしても33.33…mという直感が先にはたらいてしまうのです。知識としては√10=3.16227766というところまで頭に入っているので答えが約31.6mなのは明らかですが、まず33.33…mが頭に浮かんでしまうのです。なんか31.6mでは足りない気がしてならないのです。
 間違えることはないとはいえ、この違和感を終生味わい続けるのも面白くありませんので;-o-)義務教育の早い段階で√10=3.16と教えて、反射的に浮かぶようにしておいていただきたいです(自分が忘れているだけだったらスミマセン)。実社会では√5とか円周率以上に使用機会が多いかもしれません。