田園型事故に気を付けましょう

 ちょっと前のことですが、交通量の少ない田舎で車を運転している途中、広々した平野にある交差点にさしかかり一時停止しました。そして向こうに渡ろうとして前進を開始したところ、突然左側から現れた車が目の前を横切ったのです。これにはビックリしました。危うく大きな衝突事故を起こすところでした;-o-)

 見通しの良い交差点での衝突事故は珍しいものではなく、田園型事故とか十勝型事故などと呼ばれています。状況を聞いただけだとなぜそんな事態が起こるのか全く理解に苦しみますが、自分が当事者になりかけてある程度わかったような気がします。

 よく、田園型事故の原因としてコリジョンコース現象(等速直線運動を続ける車同士は、互いに一定の方向に、まるで「止まっているように」見えるため視認しにくい)が挙げられます。これは間違いとも言えませんが少し違うように思います。市街地でも車同士の位置関係だけを見れば同じ状態がいくらでも起きているはずだからです。
 当たり前すぎる事実ですが、まず車が少ないから見つけにくく危険を察知しにくいのです。これから渡ろうとする交差点を人や車が次々と横切っていたら、そこに突っ込んでいくわけがありません。単純に量の問題で、車が少ないからこそ見つけにくく危険なのです。
 そしてもう一つ、なまじ遠くから周囲を見通せるため、左右確認を早く行ってしまい、交差点に到達したときの注意がおろそかになるのです。左右確認が早すぎるとたまたま保護色に隠れている車や、助手席側フロントピラーに隠れている車を見逃してしまうのです。

 つまり、車を見つけるのが難しい状況にもかかわらず、つい早めの左右確認を行ってしまうことが仇になるのです。そしてその解決は「交差点に『到達したら』きちんと一時停止して左右確認すること」です。ただし専門家ではないので異論は認めます;-o-)

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 さて、もう4年も前のことになりますが、私は2013年の宅建試験に合格しています。スコアは40/50でしたのでそれなりに頑張った方かと思います。
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 「先生、重説のお時間となりましたのでお願いします。」
 「うむ、少し待ちたまえ。」
といった感じで勝ち組の仲間入りが約束されるのであります(嘘です)。

 しかし、初学者がいくら参考書をパラパラめくっていても、なかなか得点力につながらず手ごたえがつかめないのではないかと思います。
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 単純な過去問題集ですが、登録すれば自分の成績が記録されていき到達度が一目瞭然。弱い分野を選んで集中的に繰り返すこともできます。そして何とも言えない中毒性がありまして、私は夏の間、PCとスマホの両方を使って頭が痛くなるぐらいやりこんでました。一見手も足も出ない分野も、参考書のその分野の内容を一読してから臨めばそれなりに解けてしまうので、これが自信につながりました。農地法などは最たるもので、数時間で苦手意識がなくなったように思います。民法や借地借家法、区分所有法などは比較的難度が高く忍耐力を要しましたが、このサイトを2月ほどやりこむことで、当初ほとんどなかった得点力が一気にボーダーラインまで伸びたように思います。
 もちろん、本試験はペーパー試験ですので実際に手を動かして試験の形式に慣れておくというのも重要です。また、見たことのない問題にも面食らわないよう、ある程度は予想問題集もこなしておいた方がいいです。よって基礎的な参考書のほか、何冊かは問題集を買って併用するべきと思います。それでも岡野ゼミを学習の中心に位置づけ、捨て科目・苦手科目を作らないよう取り組んでいけば合格は決して困難ではないと思います。
 あとはやはり時間的な余裕を持って着手することです。理想を言えば5月ですが6月には手を付けたいところです。経験や能力によっては7月以降でも十分間に合うかもしれませんが、早く始めるというそれだけのことで他の受験者をリードできるのですし、何より学習そのものを楽しく進められます。

改元への奇妙な不安、又は私は如何にして心配するのをやめて晩酌を愛するようになったか

 このたびの退位特例法案の通過により、今上天皇の数年内の退位が確実なものとなりました。
 これに伴い、平成時代は終了し、新たな元号が始まることとなります。

 私は昭和生まれですので、新しい元号(仮に「ほんにゃら」とします)が始まることにより、昭和、平成、ほんにゃらの三代にわたり生きていくことになります。
 これは、昭和生まれの私のイメージでいうと、かつての「明治男」なのであります。明治男といいますと、寡黙で頑固一徹、激動の歴史の荒波にもまれて生きたおじいちゃん世代、というイメージがあるのです。
 新しい元号が始まれば、私がそのような位置づけをされてもおかしくないことになります。「昭和、平成、ほんにゃら―――バブルと氷河期、度重なる震災、そしてテロの時代を生き抜いた激動の人生」などと紹介されるかもしれません。間違って近所の子供に「戦争の話を教えて~^o^)」などと言われるかもしれません。うん、中国の手榴弾は柄付きでえらい遠くから飛んできて避けるの大変だったヨ~などと言いたいところですが戦争行ってません。戦争どころか毎日職場で怒られながらのんべんだらりと酒を飲んできただけのなのです。激動の人生などとは程遠いのであります。
 実際、元号が変われば多くの方が一気に年をとったような感覚に襲われることと思いますが、私のような人間が酸いも甘いも嚙み分けた人生の先輩のような扱いを受け、一気に老け込んでしまうのではないかと今から不安なのです。思えば、大学に入って新しい学生証を手にしたとき、自分こそが「最新の人」なのだと、妙な感覚を覚えたものです。それから20年ちょっとで明治男です´A`)マジで勘弁していただきたいと思いつつ、仕方ないので缶チューハイ片手にYoutubeを見ながらブログ更新に励むのであります。