将棋

羽生九段の藤井王将への挑戦が決定

全人類が待ち望んだ瞬間がついに訪れました。 羽生九段が王将戦リーグ最終戦で豊島九段に勝利し、藤井五冠への挑戦を決定しました。 前世代の覇者であった中原十六世名人が、羽生九段とのタイトル戦をやれなかったことが心残りだった、と言っていたらしいこ…

藤井四冠誕生

久しぶりに将棋です。藤井三冠が4連勝で竜王を奪取し、史上最年少の四冠王となりました。 今後の将棋界の流れを決める大一番ということで、今日は一日何もせずAbemaの中継を眺めておりました;-o-)難解な中盤を抜け出した藤井三冠がいつものように押し切るか…

藤井七段が棋聖奪取

もう2日経ってしまいましたが、いまだに興奮冷めやらぬとはこのことかと思います。 棋聖戦第4局は中盤まで先手の渡辺棋聖優位で進んでいたものの、80手目の3八銀あたりで藤井七段がリードを奪い返し、その後は先手に粘りを与えず勝ち切りました。当日は速攻…

藤井七段が棋聖奪取に王手

久々に将棋です。 きょうは楽しみにしていた棋聖戦第2局ということで、朝からAbemaの将棋中継に貼り付いていました。 後手番の藤井七段には厳しい展開になるのではと思っていたものの、中盤以降リードを着実にリードを広げて90手で押し切りました。正直全く…

「棋才 平成の歩」に行ってきました

4月29日に開催されました将棋イベント、「棋才 平成の歩」に行ってまいりました。ズバリ藤井七段見たさです。 場所はニューオータニです。名人戦でおなじみの椿山荘(こちらの記事で就位式の様子を紹介しています)もかなりの高級ホテルですが、こちらはさら…

将棋イベント「棋才 平成の歩」に申し込みました

今月29日にニューオータニで開催される将棋イベント「棋才 平成の歩」のチケットを購入しました。 正直なところベテラン棋士に関してはそんなに目新しいトークも出ないだろうな~という気がしますが、やはり藤井七段見たさで1万6千円払いました。この機会を逃…

藤井七段が朝日杯本戦を連勝してベスト4進出

今日も将棋ネタです。 朝日杯は対局がスピーディで休日に観戦して楽しむには打ってつけです。しかも今日は藤井七段の登場で大注目の一日でした。 今日のブロックは藤井七段以外いずれもA級と名人ですのでさすがに厳しい戦いを予想しましたが、緒戦の稲葉八段…

就位式にはどんな服装で行くべきか問題

Excelネタが続きましたんで久しぶりに将棋ネタです。 タイトル戦の就位式は、たいてい一般ファンによる参加も可能となっています。しかし応募はしてみたいものの、どういう恰好で参加すればいいのかわからない、という方もおられるかと思いますので2014年の…

羽生竜王が敗れついに無冠に

有馬記念もいつもどおり2着3着にしてしまいましたので、こないだの竜王戦について。 最終局にもつれ込んだ時点で覚悟はしてたつもりですがやはり残念です。棋界の生ける伝説がただの九段に…というのは言い過ぎかもしれませんが、学生の頃から羽生・イチロー…

王手飛車角金銀桂香歩取り

♪Ocean Floor/Groove Collective …私の夢と希望が詰まった2TBのHDDが突如異音を発してそのまま使用不能となりました。私は貝になりたい;-A-) といいたいところですが気を取り直して将棋の時間です。 王手飛車取りというと派手な決まり手の代名詞ですけども、…

豊島新棋聖誕生、羽生竜王は一冠に後退

久々に将棋ネタです。 これまでタイトル戦では今一歩及ばなかった豊島八段が本日の棋聖戦第5戦に勝ち、3勝2敗で初のタイトル奪取となりました。 かつて小学生棋士誕生か、とさえ言われたほどの才能を考えると少々遅くなったようにも思いますが、近年はレーテ…

藤井六段が詰将棋解答選手権で史上初の4連覇を達成

いやもうどこまで強いのか。www.asahi.com 藤井六段は土曜(24日)も地元の将棋イベントに登場していたそうなので、実際のところ事前準備もなにもなかったんじゃないかと思いますが、それでも全問正解で史上初の選手権4連覇となりました。プロとして多くの対…

羽生竜王が名人挑戦者に決定

まさに劇的な展開です。 羽生竜王は順位戦第10局に勝って望みをつないだものの、最終第11局で豊島、久保の両者が負けない限り挑戦の目がない、という状態でしたのでさすがの私も正直諦めてました´A`)しかしそこからまさかの6者プレーオフ。そして日曜に豊島…

藤井五段が朝日杯優勝、六段に昇段

昨日のうちに記事にしたかったですが、休日出勤の影響で今日になってしまいました。 その昨日はオリンピックと将棋で日本中が盛り上がりました。フィギュアの1,2フィニッシュ、特に羽生選手の金メダルは見事でした。あのケガの後では正直難しいんじゃないか…

藤井四段が朝日杯トーナメントで佐藤名人に完勝し4強入り

今日の朝日杯は昨日に続いて面白い対局が続きました。 藤井四段は午前中の対局で澤田六段を相手に後手を持って対局。角換わりになりましたが中盤で澤田六段に見損じがあったようで、藤井四段が40手目△4五銀から一気に仕掛けて54手の短手数で快勝となりました…

ついに羽生善治氏が永世七冠を達成

いやー酒がウマいです。 ちょっと大げさかもしれませんが、まるで世界がハッピーエンドを迎えたような気分です。最近のタイトル戦は不本意な結果が続いたものの、さすがにこの竜王戦では勝負に徹する気合が感じられました。昨日今日の第5局も完璧な指し回し…

河口俊彦「羽生世代の衝撃 -対局日誌傑作選-」

今日も竜王戦の中継に張り付いていますが、そんな中で羽生世代についての本を取り上げたいと思います。 本書は2015年に亡くなられた河口氏によるもので、発行は2014年です。とはいえ内容は80-90年代の将棋マガジン誌の連載記事のまとめですので、当時購読さ…

竜王戦第1局は羽生棋聖の勝利

昨日から今日にかけて行われた竜王戦第1局は、95手までで挑戦者の羽生棋聖の勝利となりました。 飛車先を突き合う出だしからしばらく穏やかな流れが続きましたが、封じ手以降は角交換から一転して激しい展開となりました。共に堅くない陣形で難しい勝負のよ…

「天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃」日本将棋連盟(発行)

29連勝時のブームも落ち着いたものの、その後も将棋界の話題の中心となっている藤井聡太四段の書籍です。 デビューから1年もしない棋士の本が出てしまうというのは極めて異例ですが、注目ぶりを考えると出ない方がおかしいわけで、ここにきて関連書籍が相次…

羽生二冠が竜王戦挑戦者に決定

ついにこの時がきました。2008年の3連勝4連敗という歴史的敗戦から早くも9年が経とうとしている今、羽生二冠に再び永世七冠のチャンスが訪れました。 今日は早々に帰宅してネット中継に張り付いていました。横歩取りの後手で中盤はやや押され気味かという感…

羽生善治「上達するヒント」

将棋界の第一人者による初心者~中級者向けの図書です。 初心者向けの将棋の本といいますと、玉はこの形に囲いましょうとか、この局面ならこの手を指しましょうとか、とにかく具体的な指し手にこだわりがちです。まあそのぐらい具体的でないと初心者には訳が…

藤井四段がデビュー28連勝でついに歴代最多連勝記録に並ぶ

夜9時のNHKニュースに現れ、一人延々しゃべり続けるひふみんを´A`)こんな感じで眺めていた皆様も多いんではないでしょうか。 そんな珍事を引き起こしたのも、ひとえに藤井四段がもたらした奇跡なのであります。 例えようのない偉業です。天才少年とかそうい…

藤井四段が27連勝で史上最多連勝に王手

今日は棋聖戦第2局もあり将棋ファンには楽しい1日です。 しかしなんといっても藤井四段です。藤井四段が指しさえすれば上州YAMADAチャレンジ杯の方が名人戦より盛り上がるという、想像もつかない事態が現実となっています。まさに時代の寵児です。 そして今…

将棋世界Special「加藤一二三 ようこそ! ひふみんワールドへ」

メディアへの露出が増えるとともに、独特すぎるキャラクター、そして史上初の中学生デビュー棋士としての長年の活躍によりますます注目を集めている加藤一二三九段のムック本です(発刊は2013年)。 構成は巻頭グラビア(1枚目が「膝立ち&ネクタイ長すぎ」写…

藤井四段が劇的な逆転勝利でついにデビュー20連勝

3月に10連勝の記事(こちら)を書いたときはまだ半ば将棋界だけの話題だったように思いますが、あれから2か月で藤井四段の活躍は大きな社会現象になっています。中学生の将棋対局がニュースになり昼飯がニュースになるなんて想像もつきませんでした;-o-) そ…

藤井四段が歴代7位タイの18連勝、そして…

金曜の対局で藤井四段がまたも勝ち、大きなニュースとなっています。いや、勝つ以前に対局しているというだけでお昼のテレビのニュースになってました。 羽生フィーバーのときもここまでではなかったのではないでしょうか。http://www3.nhk.or.jp/news/html/…

電王戦への渡辺竜王のコメントが興味深い

Ponanzaの勝利で終わった先日の電王戦第1局に対して渡辺竜王よりコメントがされています。 リンク 電王戦2。 - 渡辺明ブログ 局面そのものというよりPonanzaに対する見方が多くを占めている感じですが、やはり気になるのもその部分です。 ではPONANZAにどう…

電王戦第1局でPonanzaが佐藤名人に衝撃的な勝利

もう昨日のことですが、これは驚きました。 なんといっても先手のPonanzaが初手▲3八金。言葉は悪いですが舐めプといわれてもおかしくない手です。しかし、もしかしたら▲7六歩とか▲2六歩という一見自明の手が、必ずしも先手の利につながるわけではないという…

森内九段がフリークラス宣言

職場の歓送迎会から酔っぱらって帰ってきたところですがこのニュースには驚きました;-o-)headlines.yahoo.co.jp 確かに最近の成績は永世名人(有資格者)としては寂しい感じでしたけども、地力から考えればB1級なら全くいい勝負になると思っていました。実際…

藤井四段がデビュー戦から10連勝

こないだの王将戦か棋王戦の話を書こうかと思っていましたが、ここで中学生棋士の藤井四段のニュースが飛び込んできました。いきなりすごい活躍だそうです。www.asahi.com ちょっと前にひふみんに勝ったのは覚えてますが、まだ数戦しかしてないんだろうと思…