近所の本屋からパソコン入門書コーナーがほぼ消滅していた

 本屋といっても大型スーパーの中にある小さな店舗なんですが、先日行ってみたらパソコン関連のコーナーがなくなっていました。  
 ここ20年余り、本屋の一角にはWordやExcelのコーナーがあるというのが当たり前と思っていました。しかし、それらの本が置いてあった場所には、代わってたくさんの資格本が置かれていました。情報処理関連のものも少々ありましたが、社会福祉士をはじめとして介護福祉関連の資格本が特に目立っていたように思います。IT技術者不足が喧伝されている昨今ですけども、足元の現実はやっぱりこうなんだなあと感じさせられました…なんていうとちょっと極端ですが、2000年ごろに日本中の自治体でIT講習会なんてのが開催されていて、近所のおじちゃんおばちゃんたちがこぞって参加していたのを考えると、そのころのIT学習熱みたいなものは完全に影をひそめてしまったんだなあと思わざるを得ません。

 まあ、そのWordとかExcel関係の本も全くなくなったかというとそうでもなく、よく見たら家電とかPC関連の雑誌の下に某定番パソコン入門書シリーズがひっそりと置かれていました。しかしそれもカメラ雑誌の近くに置いてある一眼レフのムック本みたいなもので、とりあえず棚を埋めてはいるけども結局誰も手に取ることなく終わりそうな雰囲気が漂っていました。ましてやAccessの本なんか1つもありません;-o-)経験上Access本は厚いだけで内容は…というものが多かったのでやむを得ないという気持ちもありますが、一層マイナーな存在になってしまったように思われてなりません。かつてほどの脚光を浴びることはもうないのかと、少々弱気になっています;-o-)