藤井七段が棋聖奪取

 もう2日経ってしまいましたが、いまだに興奮冷めやらぬとはこのことかと思います。
 棋聖戦第4局は中盤まで先手の渡辺棋聖優位で進んでいたものの、80手目の3八銀あたりで藤井七段がリードを奪い返し、その後は先手に粘りを与えず勝ち切りました。当日は速攻で帰宅して70手目あたりから見ていましたが終盤の指し回しは惚れ惚れするほどで、とても高校生とは思えないものでした。
 既に2勝を挙げている王位も奪取が濃厚ですし、「いつかは」と思われていた棋界完全制覇ももはや遠くないところまで来たようです。それほどレベルの高い完勝劇でした。

藤井七段が棋聖奪取に王手

 久々に将棋です。
 きょうは楽しみにしていた棋聖戦第2局ということで、朝からAbemaの将棋中継に貼り付いていました。
 後手番の藤井七段には厳しい展開になるのではと思っていたものの、中盤以降リードを着実にリードを広げて90手で押し切りました。正直全く危なげなく、圧勝と言っていい勝ちっぷりでした。現在棋界最強の位置にある渡辺三冠を相手にここまでやるとは、もはや手のつけようのない強さです。小並感でスミマセンがこれは本当に驚きました。
 もはや棋聖奪取は濃厚で、9割方間違いないのではと感じています。それにしても内容といい衝撃度といい、稀にみるレベルの対局だったと思います。

スカイファイターⅡ/ゼロセンほか実機画像

 シリーズ第32回目。
 ロケーションは前回の翠明館さんと同じ湯河原温泉(ただし神奈川県側)の大伊豆ホテルさんです。ただ、残念ながらこちらも90年代に廃業されているそうです。
 では早速ですがかつてのゲームコーナーの画像をどうぞ。

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(大伊豆ホテル/神奈川県 クリックで拡大します)

 まずは左端のスカイファイターⅡです。和歌山県の朝日さんの回(こちら)でⅠの画像を紹介した際にも触れているように、Ⅰが大きすぎたことから小型化を目的に開発された経緯があるそうです。作品の出来としてはⅠが勝るようですがやはり出回りはⅡの方がよかったようで、多くのホテルでみられるエレメカの1つです。
 そして隣がナムコ(中村製作所)のゼロセン(1971)です。「Zero-sen Z」に見えますけどもタイトルを繰り返し並べているためで(側面が写っているとよくわかります)、ゼロセンが正解です。ゲーム性としてはスカイファイターなどと似たように次々現れる飛行機をガンガン撃っていくタイプのようです。
 さらに隣が銀波荘さんの回(こちら)にも現れましたナムコのレーサー(1970)です。
 その隣の赤い筐体はセガの初期ビデオゲームで間違いなさそうですがホッケーTV(1973)あたりでしょうか。あとはウエスタンガン(タイトー,1975)、F-1(ナムコ,1976)と続いているようです。中央やや右にあるのはスピードレースで、その奥にはハーネスレースのような大型のマシンが見えます。

 ところで、奥に喫茶かバーカウンターのようなものが見えるのがちょっと気になるかもしれません。
 いまどきこういうゲームコーナーはなかなかないと思いますが、特に60年代あたりはスタンドバーとホールの周辺にジュークボックスや卓球台、ピンボールなどの娯楽機器が並べられている、という作りがよくあったものです。それぞれの娯楽がいわば未分化であった状態で、この画像にもその名残のようなものが感じられます。もっとも大伊豆ホテルさんに関して言えば専門のバーやクラブをも備えた大ホテルでしたので、ちょっと見当違いかもしれませんが。