野球中継の出塁表示はファミスタの影響ではなかったか

 テレビの野球中継の内容なんてそうそう変わるものではないのですが、自分が知っている80年代以降について言えば2つほど大きな変化があったと思います。
 1つはストライクとボールの表示順が逆転したこと、そしてもう1つがランナーの出塁状況がグラフィックで表されるようになったことです。
 前者は2011年からだったようですので割と最近のことですが、後者は80年代後半のファミスタブーム以降のことで、はじめて見たときは「ゲームを本物のプロ野球中継が真似るとは。でも確かに合理的だし採用されるのも当然だよね」と思ったものです。当時は元祖ファミスタの表示(念のため補足しますと長打時に表示される菱形のアレです)をそのまんまパクったように、スコアやカウント表示とは別の位置に表示されていました。その後は次第に簡略化され、現在のようにカウント表示と隣接、あるいはカウントを囲むように表示する、という形に落ち着いたと記憶しています。
 どうでもいいようなことですが、ググってもそれらしい記述が見当たらないのでメモしておきます。検証も何もありませんがあしからず。

 ちなみに元祖ファミスタの作曲者はあの中潟憲雄先生です。当時のゲーマーであればホームランの音を聞いてサンダーセプターのイントロを、イニング交代の音でサビの部分を思い出したはず。よくわからない締めでスミマセン;-o-)


追記:出塁表示自体はファミスタが元祖ということではないようです(例として草野球(タイトー 1985)が挙げられます)。