今日は棋聖戦第2局もあり将棋ファンには楽しい1日です。
しかしなんといっても藤井四段です。藤井四段が指しさえすれば上州YAMADAチャレンジ杯の方が名人戦より盛り上がるという、想像もつかない事態が現実となっています。まさに時代の寵児です。
そして今日はデビュー27連勝を懸けた朝日杯将棋オープン戦が行われました。1次予選なのにライブ中継サイトが組まれるという破格の扱いで、並の中学生なら震えてしまってまともに将棋を指すことさえ難しそうな状況ですが、藤岡隼太アマを相手に序盤から作戦勝ちし確実にリードを広げ、危なげない勝利を収めました。
もはやマンガでもありえないことが現実になろうとしています。下位プロの力が大きく底上げされ実力が接近している現在の将棋界のレベルを考えると、連勝記録の更新は極めて困難と思われていましたが、それを中学生が達成しようとしています。
最多記録タイの28連勝が懸かる次の対局は21日(水)の王位戦予選で、相手は前回の対局で苦戦した澤田真吾六段です。勝負はもちろんのこと、どこまで話題を呼ぶかが楽しみです。
ちなみに藤井四段のグッズも大売れですが、将棋連盟はもうちょっと本気で稼ぐことを考えてもよさそうな気がしますね。本の緊急出版ぐらいあってもよさそうなものですけども、自分だったら藤井Tシャツとか藤井天然水とか藤井握手券つきCDとか、とにかくえげつない商売で儲けたいです。まあ本人が断るでしょうが;-o-)