格安スマホというのはとてもいい選択肢です。実は私もかつて某社と契約して月9千円ぐらい払っていました。当時はノートPCによるテザリングなどで大量のデータ容量が必要になるんじゃないかと思っていたんですが、結果的に完全に持て余していました。そこで2GBのコースに見直そうかと思ったのですが、それでもさほど安くならないし、この2GBというのが本当に微妙な設定で、スマホの通信だけでも達するときは達する、という容量でした。そこで一念発起しまして、昨年の年明けに格安スマホに乗り換えました。いまでは基本料金は月2千円程度ですし、通話で多少話し込んでも3千円から4千円程度で済んでます。データ容量にも余裕がありますし、残れば翌月に持ち越すルールもあるのでまず抵触しません。最高です。
そこで気になったのが以下の記事です。
低所得層に格安スマホがさほど浸透していない、というのは確かに興味深い結果です。自分も料金が半額以下になって余裕、とまではいかないものの大きな違いを感じていますので、どんどん普及してほしいと思います。
ただ、その理由として”現状を変えたがらない”といった点しか挙げられていないのはちょっと引っかかるところです。確かに自分の場合「PCにクレジットカード情報を入力したくない」という理由で乗り換えを渋っていたので、まさにそれなのですが;-o-)
低所得層ほど乗り換えにくい理由があるのではないか、特に決済手段(クレジットカード)を用意できないのではないかと気になるのです。なぜこんなことを言っているのかというと、自分も以前はクレジットカードを持っておらず、ETCカードと格安スマホを導入するために必要と知らされ急遽作ったのですが、いざとなって奨学金を一時払い忘れていたことにより審査に落ちるんじゃないかとハラハラした覚えがあるからです;-o-)まして現実の生活が厳しい状況にある人たちが、審査に引っかかってしまうというのは結構多いのではないかと思います。さらに実を言いますと、かなり低い所得レベルの人がスマホに結構な料金を払っている、という例を身近に見聞きするようになり、やっぱりその辺に原因があるんではないかと気になっているのです。
単なる杞憂かもしれませんが、いずれにせよ誰でも廉価に情報のやりとりができるというのは今の社会に欠かせない基盤だと思います。格安スマホでも大手の値下げでもなんでも結構ですのでより良い環境が整ってほしいと願う次第なのであります。