藤井五段が朝日杯優勝、六段に昇段

 昨日のうちに記事にしたかったですが、休日出勤の影響で今日になってしまいました。
 その昨日はオリンピックと将棋で日本中が盛り上がりました。フィギュアの1,2フィニッシュ、特に羽生選手の金メダルは見事でした。あのケガの後では正直難しいんじゃないかと思ってましたが、お見逸れいたしましたスミマセン;_ _)。あと本ブログ的にはカーリングOAR(ロシア)チームのメガネ美人さんを取り上げたいところでしたが;-o-)やはりなんといっても藤井五段の朝日杯優勝です。

 まずは準決勝の羽生竜王戦(藤井先手)。日本中が待望した一局は角交換のあと右辺、左辺で手が進み、盤面全体を使った戦いになりましたが、羽生竜王の攻めを躱した藤井五段が反撃に転じ、最後は羽生玉を中段に吊り出して見事に仕留めました。大舞台ではまだ羽生竜王に一日の長があると思われましたが、臆することのない藤井五段の対局ぶりが光りました。
 そして決勝。広瀬八段戦(藤井先手)は角換わり腰掛銀でしたが先攻した藤井五段が好手を重ねて着実にリード。終盤の広瀬八段の勝負手にも動じず4四桂、3七金と華麗な決め手を連発して快勝となりました。

 リアルタイムで日本中に中継されている中でトップ棋士との対戦。並みのプロでも震えてしまいそうな状況ですが、そんな中で中学生棋士が落ち着いた指し回しを見せて圧倒したというのがもう信じられません。皆さんがおっしゃるように、これはもうマンガの世界です。竜王戦の昇級による七段昇段も現実的になってきたようですし、この先どこまで伸びていくのかわかりません。末恐ろしい才能です;-o-)