藤井七段が朝日杯本戦を連勝してベスト4進出

 今日も将棋ネタです。
 朝日杯は対局がスピーディで休日に観戦して楽しむには打ってつけです。しかも今日は藤井七段の登場で大注目の一日でした。
 今日のブロックは藤井七段以外いずれもA級と名人ですのでさすがに厳しい戦いを予想しましたが、緒戦の稲葉八段戦は後手となった藤井七段が角換わり腰掛け銀から9筋の歩の連打、7四角打で攻めをつないで押し切り快勝。
 そして午後の2回戦(準々決勝)の糸谷八段戦も藤井七段が後手となり、やはり角換わりに。糸谷八段が早繰り銀を見せましたが藤井七段が8・9筋から攻める形になり、角を捨てて突破したと思ったらそのまま圧勝;´A`)
 終わってみれば2局とも藤井七段が中盤から一方的に攻め倒す展開となりました。しかもA級棋士相手にここまで澱みなく勝ち切れるというのは超人的です。
 早くも連覇に名乗りを上げたわけですが、その可能性は極めて高いと言わざるを得ません。これはいいものを見ました。