異端すぎるアーケードゲーム研究シリーズの第6回目です。
今回は伊東温泉の鈴幸ホテルさんです。ニュー岡部さんの近くにあったホテルですが、かなり以前に廃業されている模様です。
(鈴幸ホテル/静岡県) クリックで拡大します
なんといってもルパン三世(タイトー,1980)の筐体が目を引きます。通常はタイトーの例の縞模様のデザインのはずなんですけども、この個体は全面アニメ調のペイントがされていてド派手です。
ゲーム内容の方はご存知の通りで、演出はそこそこがんばっているもののグラフィックが貧弱すぎるなどちょっと残念な印象があります。せめてキャラクターを少しは似せられなかったのか……とは思いますが、それでもこんな筐体で遊べれば感情移入の度合いも違っていたんではないかと思います。こういうのを見ると特にアップライトや大型筐体の場合は、筐体も含めての作品なんだなあという気がします。
その左はアクロバット(タイトー,1978)で、女性がプレイしているのがスピードレースCL-5(タイトー,1979)、その左にちょっと見えるのがフィールドゴール(タイトー,1979)です。しかし左端の紫のはちょっとわかりません。タイトルの文字が赤いのと右端に青い何がが描かれているあたりはアストロゾーン(タイトー,1980)ぽいですが。
作品としてさほど珍しいものはないんですけども、とにかくルパン三世の見事な筐体を楽しむ回でした;-o-)