ExcelのLAMBDA関数を使ってみましたが

 ザ・カクテルクラフトのジントニックを讃える記事を書こうと思いましたが、ここはひとつ正気に返って久々のExcelネタです。ただしこれといったオチはありません。

 LAMBDA関数はかなり以前からアナウンスされていたものの、実際のところLET関数もロクに使ってませんし、そもそも「名前の管理」で定義しないと実質的に使えなさそうでしたので、それならVBAでユーザ定義関数を作ってた方が早いんじゃないの、というぐらいの印象でした。
 ただ、実装されるにあたってSCAN/REDUCE/MAKEARRAYなど、LAMBDA関数と併用することで効果が得られる関数(ヘルパー関数というそうです)が一緒に追加されたとのことでしたので、少し調べて誰でも思いつきそうな利用例を3つほど別ブログに上げてみました。

(Excel)文字列中の複数種類の文字列を置換・削除する - いきなり答える備忘録

(Excel)1つの式で行ごとの合計/最大値/最小値等を求める - いきなり答える備忘録

(Excel)指定値以下の素数をすべて求める - いきなり答える備忘録

 ん~やっぱり何だか難しいです。確かにLAMBDA単独より使い道はありそうなものの、配列に対するforループの扱いが広がったぐらいで日常的な応用がイマイチ思いつきません。そもそも一般のユーザーがこれらの記法と機能を理解してまで使おうと思うのかどうか。BYROWなんかは「=BYROW(SUM(~))」とかで済むようにしてくれた方がなんぼか楽だろうという気がします。
 LAMBDAによりExcel関数は(喧伝されているように)突き詰めれば一般の言語と同じぐらいの可能性を獲得したということになるんでしょうけども、ワタクシ程度の頭では使いこなせるレベルに到底たどり着きそうにないです;_ _)