ファントムF108ほか実機画像

 第45回目です。今回も魅惑に満ちた謎マシンをご覧いただきたいと思います。
 ロケーションは宮崎県の青島観光ホテル(廃業)です。建物も10年ほど前に解体されたらしく、現地はすっかり様変わりしているとのことです。
 それでは画像をどうぞ。


(青島観光ホテル/宮崎県 クリックで拡大します)

 何といっても左端に大きく写っているファントムF108です。ORIENTALという文字が読めるのでオリエンタル興業だろうと思われるものの、全く見たことも聞いたこともありません。たぶんスカイファイターみたいなマシンなのでしょうが、詳細をご存じの方はお知らせいただきたいと思います。なお、側面に記された文字が「PHANTOMⅡ-108」と微妙に異なっているのがこれまた謎なところです。
 そしてさらに謎なのが中央の紫色のマシンです。筐体の形状はタイトーのサイクルライダーと同一のようですので内容的にもほぼ変わらなさそうですが、デザインがやたらアバンギャルドなうえにタイトルが読めません。

 というわけで何もわからないまま進めますが;-o-)やや右の赤いマシンはさとみのタンク、そして最も奥の2台はセガのダックハント(左)とミッドウェイのシューティングギャラリー(右)です。これらも普段なら十分に目を引くマシンなのですが、今回は最初の2台のインパクトが強すぎました。
 このうちシューティングギャラリーは1960年の作品とされており、本ブログに出現するマシンでは最古参の部類です。(国内では)ほとんど記録もなく忘れ去られているようなマシンですがかなり売れていたらしく、この手のチラシではミニドライブ並みによく見かけられます。


追記1:
 ファントムF108の筐体形状と上部のデザイン(絵)はエアファイター(関西精機)に酷似しているようです。

追記2:
 コメントをいただきましたように、タンクとダックハントの間に少しだけ見えるガンゲームはタイトーのゴーストガンとのことです。