近所の本屋からパソコン入門書コーナーがほぼ消滅していた

 本屋といっても大型スーパーの中にある小さな店舗なんですが、先日行ってみたらパソコン関連のコーナーがなくなっていました。  
 ここ20年余り、本屋の一角にはWordやExcelのコーナーがあるというのが当たり前と思っていました。しかし、それらの本が置いてあった場所には、代わってたくさんの資格本が置かれていました。情報処理関連のものも少々ありましたが、社会福祉士をはじめとして介護福祉関連の資格本が特に目立っていたように思います。IT技術者不足が喧伝されている昨今ですけども、足元の現実はやっぱりこうなんだなあと感じさせられました…なんていうとちょっと極端ですが、2000年ごろに日本中の自治体でIT講習会なんてのが開催されていて、近所のおじちゃんおばちゃんたちがこぞって参加していたのを考えると、そのころのIT学習熱みたいなものは完全に影をひそめてしまったんだなあと思わざるを得ません。

 まあ、そのWordとかExcel関係の本も全くなくなったかというとそうでもなく、よく見たら家電とかPC関連の雑誌の下に某定番パソコン入門書シリーズがひっそりと置かれていました。しかしそれもカメラ雑誌の近くに置いてある一眼レフのムック本みたいなもので、とりあえず棚を埋めてはいるけども結局誰も手に取ることなく終わりそうな雰囲気が漂っていました。ましてやAccessの本なんか1つもありません;-o-)経験上Access本は厚いだけで内容は…というものが多かったのでやむを得ないという気持ちもありますが、一層マイナーな存在になってしまったように思われてなりません。かつてほどの脚光を浴びることはもうないのかと、少々弱気になっています;-o-)

シオデ

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 ヤフオク! のレディースファッション的な広告が自分のブログに貼ってあるのをなぜかクリックしてしまうのであります。キレイなお姉さんが写っていると反射的にクリックしてしまうのであります。間違いとはいえ自己クリックしすぎでアドセンスを止められてしまわないか心配です;-o-)

 などと、そんなことはどうでもいいのです。こないだの山菜ネタの続きです。
 満を持してのシオデです。タラの芽が山菜の王様だとすればこちらは女王様です。数学的に表現しますとマティーニ:マンハッタン=タラの芽:シオデとなります。よくわかりません。
 よくアスパラに例えられたりしますけども、歯ざわりはもっとシャキシャキしていて味わいにも野暮ったさがなく、より繊細なのです。
 やはりこの味には酒が似合うのです。きょうも山の幸を肴に飲みまくるのであります。たまらん;-o-)

データベースに関する教育をもっと広めてほしい

 最近は学校教育においてもプログラミングを中心とする情報処理の知識が重要視されるようになりまして、基礎科目としての位置づけも模索されるようになっています。

www.nikkei.com

 私が生徒・学生だった頃はと言いますと大学でプログラミングの授業が若干あったぐらいで、あと当時はインターネットの出始めだったのでHTMLも少々書かされた気がします。そのような時代と比べると世の中もだいぶ変わったものだと思います。
 ところで、私が当時学んだ程度のプログラミングが社会に出てから役に立ったかというとなかなか微妙です。もちろん分岐、ループ、関数といった基礎知識は有用で、実際に就職してからVBAをいじる機会が少々あったので、少しは役立ったのだろうとは思います。
 しかし、就職後に情報処理に関して思い知ったのはやはりデータベースの有用さです。小さいころからデータベースという言葉だけは繰り返し聞いていたのですが、たいていは「情報を扱いやすいように整理したもの」といった程度の説明にとどまっていたので具体的な理解ができず、学生になってもExcelなどと何が違うのか全然わかりませんでした;-o-)
 しかしAccessなどを通じて多少なりとも理解できるようになると、これほど実社会で有用なものもなかなかないのではないかと思うようになりました。もちろんExcel(表計算ソフト)も侮れない存在で、社会に出てからの活用を重視するのならヘタにプログラミングなどやるよりこれに集中したほうが堅実なんじゃないかとは思いますが、データベース(RDB)に関する知識も同様に、あるいはそれ以上に有益だと思います。正直、なぜ誰もこれを教えてくれなかったのだろうと今でも思っています。
 何といっても息の長い知識なのがいいです。何年かで廃れるといったことは絶対にありません。そして基本がシンプルで覚えることは多くないものの、活用していくためには対象(業務)への理解と思考力が必要、というあたりも現代の教育の要請に沿っているのではないかと思います。

 というわけで少し調べてみましたが、やはり学校(高校)でのデータベースの教育に取り組まれている先生方が少なからずおられるようです。

www.wakuwaku-catch.net

 情報処理とかプログラミングといいますと(ビジュアル的に)動きのあるものが喜ばれ注目されやすいので、データベースは確かに地味というかアピールしにくい面があるかと思いますが、ぜひその有用さと素晴らしさを広めていってほしいと思います。そして情報系に限らず、幅広い教育課程においてデータベースに関する教育が広まってほしいと思います。