ソナーアタック/エレキボール実機画像

 うるう日に贈る第27回目です。

 ロケーションは水上温泉の蒼海ホテルさんです。水上といえば奥利根館さん以来ですけども、こちらも残念ながらすでに廃業されています。
 早速ですが当時の画像がこちら。

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(蒼海ホテル/群馬県 クリックで拡大します)

 写真自体が相当古い感じですね。60年代の香りがムンムン漂っています。

 まず右端のマシンが1人用潜水艦ゲームのソナーアタック(さとみ)です。
 パチンコ系のコンテンツですが以下のインタビュー記事(里見治氏)で当時の様子が紹介されています。ソナーアタックは1968年発売とされており、サミーの実質的なデビュー作と位置付けられています。

http://www.nichiyukyo.or.jp/_sys/wp-content/uploads/09_bunkashi1704.pdf

 記事ではサミークレーン以降でサミーブランドを採用したように読めますが、ソナーアタックにも上部にSAMY(SAMMYではない)の文字が記されているのがわかります。
 なお、鬼怒川のホテルニューさくらにアンタッチャブル(関西精機)やグランドナショナル(セガ)などとともに現存している模様ですので、興味のあるかたはぜひどうぞ。

 手前のクレーンと左のバスケットボールみたいなマシンですがこれらはちょっとわかりません。
 そして左から2番目のマシンがエレキボールです……というのはわかるものの内容が全くわかりません。ググってもポケモンしか出ないのでサッパリわかりません;-o-)
 その右隣のちょっと隠れているのはスゴロクゲームというマシンです。雰囲気的にエレキボールと同じメーカーのようにも思われますがやはり全然わかりません;_ _)ただし他のホテルでもよく見られますし、大写りしている画像もありますのでこれは改めて記事にしたいと思います。それまでに情報が見つかればよいですが、やはり60年代マシンは手強いです。

 奥のピンボールはBig Daddy(Williams,1963)です。せっかくですのでプレイ動画をどうぞ。
 
https://www.youtube.com/watch?v=yWo2F0mrqS0
 

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 今回はゲーム機があまりわかりませんでしたので、スタンドバーの画像でお茶を濁したいと思います。
 ゲームコーナーもいいですが昭和のホテルのバーとかホールの写真も趣があって面白く、ついつい眺めてしまいます。
 そのうちバックバーの酒をあーだこーだと言い当てるブログになり果てているかもしれませんが、その際は何卒ご理解のほどお願いします;-o-)

F-114/デイトナ500ほか実機画像

 写真で見る日本ゲーム観光史の第26回目です。
 さて、ネタがそれほど潤沢ではないとはいえ数か月ごとの更新では自分の寿命が先に来てしまう……という以前にプレイ経験のある皆様のお話を聞く機会を失ってしまうのではないかと気づきましたので思い出したように新記事です;-o-)

 今回のロケーションは下田グランドホテルさんです。
 だいぶ前に廃業されていますが現在も建物は解体されておらず、いまや有数の廃墟スポットと化しています。時代の流れとはいえ、昭和のレジャーブームの時代に惹かれてリーフレットを収集してきた人間(コレクターというほどのレベルではないですが)としては忍びないものがありますねえ-_-)

 それはともかくとして往時のゲームコーナーの画像がこちらです。

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(下田グランドホテル/静岡県 クリックで拡大します)

 まず最も目を引くのは中央奥のやや幅広なマシンかと思います。
 謎マシンですがタイトルが読めるのでなんとかなりました。F-114(Allied Leisure,1975)です。
 以下の動画でプレイの様子を確認できます。

https://www.youtube.com/watch?v=QgJ1PgGLlqQ

 おお、なんかすごいです。コントローラーがシートの右手元にあり、操作に合わせて右側のポッドみたいな部分とシートが一緒に左右に回転するようです。ギャラクシーフォースみたいですねえ;-o-)
 内容的には同時代のシューティングゲームと大して変わりないものの、これはちょっと驚きました。

 そしてその左隣に見えますのがこれまたちょっと珍しいデイトナ500(Allied Leisure,1976)です。関西精機のインディ500とちょっと紛らわしい感じですがこっちはデイトナ500です。
 結構メジャーな作品かと思ったものの、意外にもプレイ動画が見つかりませんでした。ただし以下のリンクから筐体画像などを確認できます。

Daytona 500 - Arcade by Allied Leisure Industries

 まあ単純なドライブゲームという感じですね。

 他に確認できるマシンとしては左端のピンボール機Quarterback(Bally,1976)のほか、スーパースピードレース(タイトー,1977)、ウエスタンガン(タイトー,1975)、赤いジャケットの方がプレイしているミサイルX(タイトー,1977)、右端のクロスファイヤー(タイトー,1977)が挙げられます。

 タイトー作品はクロスファイヤーがちょっと珍しいくらいでその他はよくみるものばかりですが、やはりF-114の存在は収穫と言っていいと思います。当時のリーフレットとしてはクッキリした画像だったので助かりました。もちろんまだ続きます。

スタントサイクル/タンク(アタリ)/ジービー実機画像

 レトロゲーム探訪の第25回目になります。
 さて、アタリのスタントサイクルという作品をご存じでしょうか。
 国内での記録が乏しく、検索しても当時のナムコ関係者の証言が見つかるぐらいで本当にコレ稼働してたのかと気になっていたところですが、やはり探せばあるものです。
 ロケーションは鴨川の太海海岸にありますホテル恵比寿さんで、現在も「海辺の宿 恵比寿」として営業中です。
 往年の画像がこちら。

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(ホテル恵比寿/千葉県 クリックで拡大します)

 中央やや左にありますのがスタントサイクル(Atari,1976)です。
 内容はと言いますと、バイクを加速させてジャンプ台に突入し、並んでいるバスの上をジャンプするというものです。
 以下の動画により、海外のコレクターによる詳細なレビューとプレイが確認できます。

https://www.youtube.com/watch?v=zU_Up648_kU

 スロットルのみの操作ですが加速が急激すぎたりするとミスになりますしスピードが足りないとバスを飛び越えられずやはりミスになるなど、微妙な加減が求められるゲーム性のようです。
 ジャンプというとジャンプボタンを初めて備えたとされるドンキーコング(任天堂,1981)がまず思い浮かびますが、このようにジャンプをゲーム性の中心に据えた作品はそれ以前にも存在していた、というのはなかなか興味深いところです。まあサーカスなんかもそうと言えますが。

 次に右端にありますのが同じくアタリのタンク(1974)です。
 これも海外からの動画で内容を確認できます。動画の筐体にはTANKⅡと書かれていますけども元祖との違いが私にはよくわかりませんので気にせず紹介したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=Qr_8wIA48i8

 時間制の2人対戦式の戦車ゲームで、ツインレバーにより左右のキャタピラ操作と砲撃を行います。砲撃を受けるか地雷を踏むと相手にポイントが入り、最終的に多くポイントを得た方が勝ちという内容です。グラフィックを除けばほとんどサイバースレッドですね;-o-)

 中央やや右の作品がナムコ初のオリジナルビデオ作品とされているジービー(1978)です。ブロック崩しとピンボールを融合させたような作品ですけどもちょっと無機質すぎて興味をそそらない感じですねえ。フィーチャーが増えたキューティーQ(1979)は私も大好きなんですけども。

 左端はブレイクアウト(Atari,1976)です。となりの赤いのがちょっとわかりません。プライズものに見えるんですけども排出口が見当たらないのが気になります。
 手前のテーブル機もかなりスリムな筐体で、これらもナムコ/アタリのパドル式ゲームなのではないかという印象を受けます。インベーダーブームのちょっと前の画像といったところでしょうか。

 というわけで久々のレトロゲーム紹介でした。