羽生二冠が竜王戦挑戦者に決定

 ついにこの時がきました。2008年の3連勝4連敗という歴史的敗戦から早くも9年が経とうとしている今、羽生二冠に再び永世七冠のチャンスが訪れました。
 今日は早々に帰宅してネット中継に張り付いていました。横歩取りの後手で中盤はやや押され気味かという感じでしたがじりじりと盛り返し、最後まで堅実な指し回しで、粘る松尾八段を振り切りました。

 羽生二冠は先の王位戦で失陥し、王座戦も初戦を逆転負けで落とすなど、最近の対局は苦戦が続いています。さらに多くの若手が、なんといっても藤井四段が背後に迫ってきており、正直なところ永世七冠のチャンスも今回で最後なのではないかと思われます。
 渡辺竜王も憎めないキャラクターなのですが、今度ばかりは羽生二冠に決めてもらいたいと思います。

大都市圏からのアクセスが思った以上に多い

 月例の運営報告!といきたいところですが1日数十PVのブログを報告しても誰得でしかないので、メインブログの方について。

 8月のはじめにはてなカウンターが廃止されてしまいました。一応は目を通していて、アクセスアップ→祝い酒→寝る、アクセスダウン→ヤケ酒→寝る、という感じで肝心の記事がなかなか増えませんでしたが、それなりに張り合いはあって楽しかったです。しかし終了してしまったのは仕方がないのでgoogleアナリティクスに乗り換えましたところ、これがわかりにくいのなんの。メニューはやたらと多いもののほとんど意味がわかりません。
 それでも「地域」というメニューを見るとおよそのアクセス元が分かるようになっていて、リアルタイムのアクセス状況を表示しているとどっかの司令部みたいでカッコイイため、そこだけは気に入っています。
 で、1か月ほど経って気が付いたのですが、アクセス元の約5割が東京と大阪で、神奈川・愛知・福岡まで入れると3分の2を占めています。Accessのユーザー数自体はWordやExcelよりはだいぶ少ないだろうけども、そんなに偏在はしていないだろうと思っていたのでちょっと驚きました。
 しかも市区町村レベルでみると1位は港区です。そこに行けばどんな夢もかなうというセレブの街なのであります。それなら今後Adsenseの広告も全部セレブ向け、つまりマンションとかハイレベル求人だけにしてま〇〇〇国とかシ〇〇アとか全部停止したる~!とか考えましたが、その辺のやり方もよくわからないので当面はこのままにしておきます;-A-)
 ちなみに95%ぐらい検索流入です。当たり前ですが参考まで。

重要科学技術史資料にDX7が選ばれますように-人-)

 未来技術遺産とも呼ばれている国立科学博物館の重要科学技術史資料についてです。今年もそろそろ発表の時期ですので願望を述べさせていただきます。
 まあ、こういうのも毎年やってるとだんだんありがたみがなくなっていくなーというのが正直なところですが、しかしやっている以上はより多くの人々が納得できるものを選んでいただきたいところです。これまでの認定対象を見ますと自動車関係とゲーム機器が少ない(全然ない)ような気がしますので、その辺りを手厚く選んでいただきたいと思います。
 しかしなんといってもDX7です。一般向けに発売されたデジタルシンセサイザーとして最初期の製品でありながらプロ・アマチュア界を問わず市場を席巻した、これこそ画期的としか言いようのない製品なのであります。例えばデジカメではフジのDS-XとかカシオのQV10なんかが既に認定されていて、もちろんどちらも意義の大きい製品でしたけども、いずれも”作品づくり”に使用されるようなレベルであったかというと話は別で、プロのニーズには全く及ばないものでした。しかしDX7はその逆です。技術的に新規性が高いだけでなく実用的にもプロの想像さえ超える製品として登場し、世界を塗り替えた製品なのです。現代に例えるなら1回の充電で700km走れる完全自動運転の電気自動車が100万円で発売されたとか、RGB積層有機素子搭載フルサイズデジカメが5万円で出たとか、そんなレベルかと思います。さすがにQY10を選べとまでは言いませんので、今年こそDX7が選ばれるよう、初音ミクファンとともにただただ祈念するのみなのであります_ _)



追記:今年も認定とはなりませんでした。次に期待しましょう_ _)

追記2:2019年、ついに認定となりました。おめでとうございます_ _)