昨日から今日にかけて行われた竜王戦第1局は、95手までで挑戦者の羽生棋聖の勝利となりました。
飛車先を突き合う出だしからしばらく穏やかな流れが続きましたが、封じ手以降は角交換から一転して激しい展開となりました。共に堅くない陣形で難しい勝負のようでしたが、渡辺竜王の大駒を働かせず優勢を築いた羽生棋聖が終盤一気に押し切りました。
今期の羽生棋聖は棋聖こそ防衛したものの王位、王座を相次いで失っており、羽生オタの私もさすがに世代交代を認めざるを得ません。ですので、この竜王戦はもしかしたら羽生棋聖の最後の大勝負になるかもしれないばかりか、羽生・渡辺を中心に回ってきた将棋界の一時代の最後を飾る勝負になるのではないかと思っています。挑戦決定の時も書きましたが、ここでこそぜひ羽生棋聖に永世七冠を達成してもらいたいと思います。
次戦(28・29日)もPCに張り付いて観戦したいと思います_ _)