ルパン三世/アクロバットほか実機画像

 異端すぎるアーケードゲーム研究シリーズの第6回目です。
 今回は伊東温泉の鈴幸ホテルさんです。ニュー岡部さんの近くにあったホテルですが、かなり以前に廃業されている模様です。

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(鈴幸ホテル/静岡県) クリックで拡大します

 なんといってもルパン三世(タイトー,1980)の筐体が目を引きます。通常はタイトーの例の縞模様のデザインのはずなんですけども、この個体は全面アニメ調のペイントがされていてド派手です。
 ゲーム内容の方はご存知の通りで、演出はそこそこがんばっているもののグラフィックが貧弱すぎるなどちょっと残念な印象があります。せめてキャラクターを少しは似せられなかったのか……とは思いますが、それでもこんな筐体で遊べれば感情移入の度合いも違っていたんではないかと思います。こういうのを見ると特にアップライトや大型筐体の場合は、筐体も含めての作品なんだなあという気がします。
 その左はアクロバット(タイトー,1978)で、女性がプレイしているのがスピードレースCL-5(タイトー,1979)、その左にちょっと見えるのがフィールドゴール(タイトー,1979)です。しかし左端の紫のはちょっとわかりません。タイトルの文字が赤いのと右端に青い何がが描かれているあたりはアストロゾーン(タイトー,1980)ぽいですが。
 作品としてさほど珍しいものはないんですけども、とにかくルパン三世の見事な筐体を楽しむ回でした;-o-)

全館空調のホテルにやられる

 先日2つのホテルに1泊ずつしたのですがいずれも全館空調のホテルで、客室での設定変更ができませんした。
 それはいいんですけども割と寒い日だったのに設定温度が21℃とか低すぎて、寒がりの私にとっては外にいるようなものです;-o-)仕方なく酒を飲んで凌ごうとしたものの、寒さと疲れが災いして胃腸を壊してしまいました。家に帰ってからも1時間おきにトイレに駆け込む状態が続き、やっと今日になって落ち着いてきましたが明日からどうなることやら;-o-)
 これまで個別空調できなくて困った覚えはありませんでしたが、今後はトシのせいでさらに体力が落ちていくと思いますので外泊の際はきちんとリサーチしていきたいと思います。

「棋才 平成の歩」に行ってきました

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 4月29日に開催されました将棋イベント、「棋才 平成の歩」に行ってまいりました。ズバリ藤井七段見たさです。
 場所はニューオータニです。名人戦でおなじみの椿山荘(こちらの記事で就位式の様子を紹介しています)もかなりの高級ホテルですが、こちらはさらにインターナショナルなムードが漂います。普段のオタク服で突撃しましたけども、警備員さんに「あ~チミチミ」とか言って止められないか心配になりました;-o-)


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 会場の宴会場です。
 はたしてA席からどれほどステージが見えるのか……と思いましたが、A席の中では前から2列目だったので割とラッキーでした。


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 というわけで藤井七段登場です。さすがに注目度抜群で、皆さんスマホやカメラでバリバリ撮りまくってました。
 やはりこれだけ離れているとXQ1よりF900EXRの方がまだ良かったかと思いますが、職場に置き忘れてしまったので仕方ありません。


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 第二部のチーム対抗リレーでの、藤井七段(若手チーム)の着手シーンです。
 先手の若手チームの振り飛車になりましたが、普段どころかこれまでほとんど振り飛車を指したことがない藤井七段はかなり慎重な様子です。


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 途中で佐藤名人と広瀬竜王が乱入して5手ずつ指して帰る(本当に出番はここだけ)という、ものすごい企画です;-o-)


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 解説も谷川九段と羽生九段という豪華チームです。豪華すぎてこれだけでも見に来た価値ありです。
 ここでの局面は後手の理事チームがやや良いようで、その後また難しくなったものの最後は理事チームが貫録を見せて勝利しました。


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 第三部のインタビュー・抽選会にて全員に出されたお題「令和の将棋界で予想されること」の回答の様子です。
 ちょっと見づらいですが、羽生九段の回答が「カオス」の一言なのがマジでカオスです;-o-)羽生九段はたまにこういう感じになりますよね。
 藤井七段の回答は「人間と一度も対局せずに棋士になる人が出てくるのではないかと思います」でした。制度的に人間と指さずにプロになれるような仕組みになるとは考えにくいですが、AIだけを相手にしてプロに並ぶ実力をつける人間が現れる可能性は確かにあるだろうと思います。それは日本ではなくブラジルとかボツワナとか、とにかく思わぬところから現れるような気がしますが……いずれ最も興味深い回答だと思いました。


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 イベント終了の際には藤井七段が目の前を通ってくれまして、出口では他の棋士の皆さんとともにお見送りしていただきました。
 飛ばし飛ばしになりましたが、藤井七段の超人的な強さとは似つかない、ほんわかした雰囲気としゃべりのギャップを十分楽しむことができました;^o^)