「棋才 平成の歩」に行ってきました

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 4月29日に開催されました将棋イベント、「棋才 平成の歩」に行ってまいりました。ズバリ藤井七段見たさです。
 場所はニューオータニです。名人戦でおなじみの椿山荘(こちらの記事で就位式の様子を紹介しています)もかなりの高級ホテルですが、こちらはさらにインターナショナルなムードが漂います。普段のオタク服で突撃しましたけども、警備員さんに「あ~チミチミ」とか言って止められないか心配になりました;-o-)


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 会場の宴会場です。
 はたしてA席からどれほどステージが見えるのか……と思いましたが、A席の中では前から2列目だったので割とラッキーでした。


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 というわけで藤井七段登場です。さすがに注目度抜群で、皆さんスマホやカメラでバリバリ撮りまくってました。
 やはりこれだけ離れているとXQ1よりF900EXRの方がまだ良かったかと思いますが、職場に置き忘れてしまったので仕方ありません。


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 第二部のチーム対抗リレーでの、藤井七段(若手チーム)の着手シーンです。
 先手の若手チームの振り飛車になりましたが、普段どころかこれまでほとんど振り飛車を指したことがない藤井七段はかなり慎重な様子です。


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 途中で佐藤名人と広瀬竜王が乱入して5手ずつ指して帰る(本当に出番はここだけ)という、ものすごい企画です;-o-)


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 解説も谷川九段と羽生九段という豪華チームです。豪華すぎてこれだけでも見に来た価値ありです。
 ここでの局面は後手の理事チームがやや良いようで、その後また難しくなったものの最後は理事チームが貫録を見せて勝利しました。


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 第三部のインタビュー・抽選会にて全員に出されたお題「令和の将棋界で予想されること」の回答の様子です。
 ちょっと見づらいですが、羽生九段の回答が「カオス」の一言なのがマジでカオスです;-o-)羽生九段はたまにこういう感じになりますよね。
 藤井七段の回答は「人間と一度も対局せずに棋士になる人が出てくるのではないかと思います」でした。制度的に人間と指さずにプロになれるような仕組みになるとは考えにくいですが、AIだけを相手にしてプロに並ぶ実力をつける人間が現れる可能性は確かにあるだろうと思います。それは日本ではなくブラジルとかボツワナとか、とにかく思わぬところから現れるような気がしますが……いずれ最も興味深い回答だと思いました。


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 イベント終了の際には藤井七段が目の前を通ってくれまして、出口では他の棋士の皆さんとともにお見送りしていただきました。
 飛ばし飛ばしになりましたが、藤井七段の超人的な強さとは似つかない、ほんわかした雰囲気としゃべりのギャップを十分楽しむことができました;^o^)