今週のはてなのお題が「わたしの春うた」なのだそうであります。そんなもんPizzicato Five「Sweet Soul Revue」一択に決まってるじゃないですか。あの中盤のスネア8連打、あのどこかに駆け出したくなるような衝動はまさに春ソングの真髄なのであります。違いますか。でしたら矢野顕子「春先小紅」です。「ミニミニ見に来てね」あの一瞬で気が遠くなるようなメロディーこそ天才矢野のなせる業なのであります。
…というようなことを書きたかったのですがどっちもアルバムが手元にないので来年と再来年に取っておきたいと思います。今日はたまたま目の前にあったTom CosterのForbidden Zoneです。フォービドンゾーンです。禁断の領域です。フォーーーーーービドンッッッッッッッッ!!!ゾォーーーーーーーーンンンヌッッッッッッッッ!!!などと、ぐわぐわ団さんみたいな引っぱり方をしてみましたけども、どう考えてもあと500字ほど足りません。トムコスター本人も参加ミュージシャンも全然知らないのにこれ以上どうしろというんですか。
というわけで全体的にはハードな印象が強いジャズロック的な雰囲気のアルバムです。しかし穏やかな曲も織り交ぜられていて、この「Father-Daughter」もその一つです。リズムの刻み方がいかにもコンテンポラリーな感じで、2:00あたりからの伸び伸びしたソロも含め充実した展開が楽しめます。私のようなフュージョン/スムースジャズ勢ももちろん満足。当時のゴルフ番組にも用いられていて、いかにもだよね~と納得した覚えがあります;^o^)こういうのを聴いて「フュージョンも悪くないやんか~」と思った方はぜひこちらの世界に足を踏み入れていただきたいと思います_ _)
しかしどちらかというと秋の曲という感じですねえ。春というよりは少し涼しさが出てきた初秋の雰囲気が似合う曲だと思いますので、ANAオープンあたりの中継でジャンジャン流してほしいと思います;-o-)