紙上で歩む日本レトロゲーム紀行の第23回目です。
今回のロケーションは会津の奥座敷、芦ノ牧温泉の大川荘さん(営業中)です。
驚くような作品があるわけではないんですが、ゲームコーナーの雰囲気が独特で、これも昔から気に入っています。
では早速どうぞ。
(大川荘/福島県 クリックで拡大します)
ん~いいですねえ。和風のゲームコーナーです。
コーナーの名前も「わらべ唄」という、少し変わったものになっています。この時代のホテルのゲームコーナーの名前といえば「モナコ」とか「ゲームインカジノ」とかが定番でしたけれども(命名しているところが結構あったのです)、ここはあえて和風です。街場のゲームセンターにはちょっとなかったセンスですね。
まあよく見ると椅子の辺りとかが若干それっぽくなっているぐらいで、そこまで凝っているわけではないんですが雰囲気はよく出ています。
写っているゲームの方はと言いますと、左端のアップライトがスピードレースCL-5(タイトー,1979)、その隣がルナレスキュー(タイトー,1980)です。ルナレスキューは私の身の回りではそんなに出回りが良くなったような覚えがありますし、ギャラクシーウォーズなどと比べてゲーム性が中途半端な印象はあるものの、一粒で二度おいしい感じがして結構気に入っていました。
その右の赤いのが、まさにそのギャラクシーウォーズ(ユニバーサル・タイトー,1979)です。画像がちょっとわかりにくいですが、これは別のリーフレットでも出現しますので改めて紹介したい思います……というわけでまだ続きます。