ギャラクシーウォー実機画像

 第31回目になります。
 ロケーションは湯河原温泉の翠明館さんです。情緒のある老舗で、混浴露天風呂でも有名だったようですが2010年ごろに廃業されているようです。

 40年ほど前のゲームコーナーの画像がこちら。

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(翠明館/静岡県 クリックで拡大します)

 天井の「ゲームコーナー」が実にええ感じですねえ;-o-)
 まず真っ先に目に入るマシンがセガのギャラクシーウォー(1978)です。
 ここはSega Retroさんの記事をご覧いただきましょう。

Galaxy War

 システム的にはバレットマーク(1975)やその小型版のトレーサー(1976)とほぼ同じで、特に攻撃もしてこないターゲットをバリバリ連射で撃っていくという感じです。
 動画が見当たりませんでしたがトレーサーのものがありましたのでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=-Nub1ww6BC0

 結構面白そうです。ターゲットが脈絡もなくテクスチャ状に現れるあたりがお洒落でスピード感があります。2P対戦での飛行機のシーンは絶対盛り上がりますねコレ;-o-)

 そして背後に並み居るアップライト筐体がまたかっこいいですねえ。ちょっと隠れているのと、写りが小さいのが残念です。
 とりあえず最も左がトランキライザーガン(セガ,1980)、その右がマンTT(セガ,1976)さらにその右がフロッグス(セガ/グレムリン,1978)となっています。最も有名なのはやはりトランキライザーガンかと思います。そこここから猛獣が現れる緊迫感が心地よいゲームでしたが、レトロゲームとしてはシステムが複雑で全容を理解するのがなかなか大変だったように思います。そもそも4種の動物を「同時に眠らせたら」ステージクリアというのが謎、というかいまだに引っかるところです。
 さらに右側のマシンもセガで固められているようですが、かなり小さいのでこれらは別の機会に譲りたいと思います。また、中央奥に見えるコックピット筐体はモナコGPです。

 写真としてのインパクトは向陽閣さん(こちら)の方が上でしょうけども、こちらも見事なまでにセガがメインのロケーションでした。続く。