久々のレトロゲーム画像です。シリーズ第33回目になります。
ロケーションは指宿温泉の指宿海上ホテルさん(営業中)です。私もコロナの影響で職場と自宅を往復するだけの生活が1年ほど続いていますが、ホテルのHPを見ているとさすがにどこか出かけたくなります。今しばらくの我慢……で済んでくれればいいのですが;-o-)
というわけで画像はこちら。
(指宿海上ホテル/鹿児島県 クリックで拡大します)
手前の小ぶりなマシンがクレイジー15ゲームです。
あまり知られていない作品かと思いますが、本ブログにもしばしばコメントを寄せていただいているnazox2016様が何度か記事にされています。
内容的にはかなり単純で、ボールを打ち上げて穴に入れ、ビンゴの要領でラインが揃えばリプレイできるというぐらいのものです。この時代のリーフレットでは似たような小型のマシンがよく見られますので、これも同じくありふれた作品の一つなのだろうと思っておりました。
しかし上記記事にありますように日本でフリッパーを備えた作品としては極初期のものと考えられているようで、そうなると俄然見方も変わってくるというものです。つまりSEGA1000(ジュークボックス)やエレポンなんかと並ぶ存在かもしれない、というわけです。60年代というとペリスコープみたいな大型機に目を奪われがちなのですが、こういうなにげないシーンにひっそりとエポックメイキングが潜んでいるかもしれない、と考えさせられた次第であります。
ちなみにですがバックグラス上部の帯のような部分がないあたり、上記記事の画像とはデザインが異なるようです。参考まで。
追記1:
コメントをいただいているとおり、2つ奥にあるマシンはシカゴコイン社のBasketball Champという40年代の作品だそうです。
色は塗り直しされているようですね。
追記2:
クレイジー15ゲームの隣はどうやらラビットゲーム(関西精機)のようです。
Caitlyn氏より別記事にコメントをいただいた際に紹介いただいたリストから発見することができました。